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雪の降る寒空のした、俺はアナタを待ってた。
アナタがココで待ってろって言ったから・・・。
雪と冷たい風は俺に容赦なかった。幼かった俺にはしんどくて 寒さに負けて倒れかけた瞬間。 何かに受け止められた。ソイツの正体はすぐ分かった。 「・・・セーフ」先生だった。先生は俺と同じ目線までしゃがみ込み 「待たせて悪かったな・・・カカシ」本当にすまなそうな顔をして言ってきた。 正直嬉しかった。でも、素直に許す事は出来なかった。 別に・・、待たされた事を怒ってるワケじゃない。 ただ、アナタの顔を見た時ビックリする程、安心した自分がいたんだ。 もぅ、言葉を発したら涙が流れそうな程に。そんな自分が情けなかった。 だから少し黙り込んだ後、アナタに今の気持ち気付かれないように。 「・・そー思うならもっと早く来て下さいよ」なんて憎まれ口を言ってみたりした。 「ハハ、そーだな」そこ、笑うトコじゃないでしょ。
アナタがあんまり優しく笑うから俺は、なんだか急にやるせなくなった。 「もう俺帰ります。任務の話は明日で良いですから」優しく抱き締めていてくれた腕を振り払おうとしたら、力強く抱き締められた。 「・・・何のジョウダンですか」「・・・・・」
先生の腕の中で気がついたら俺と先生の唇が重なっていた・・。 振り払う事だってしようと思えば出来たハズなのに。 オレはそうしなかった。多分・・・この人の事嫌いじゃないから・・。 外はこんなに寒いのに、俺の体は凄く熱かった。 唇が離れて少しの沈黙の後・・「・・・よし!ラーメン食いに行くか!」先生が俺の髪の毛をくしゃくしゃと撫でながら笑顔で言った。 この日のこの時、オレはナゼか素直に笑えた。 「・・・先生のおごりですからね?」「ハイハイっ」・・・まるで、春が近づいた冬の様に、俺の心の氷もゆっくりと溶け出していた。 [end]
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